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2007年01月31日

御礼。

<短篇jp>がオープンして、ちょうど1年が経ちました。
信じられないスピードで、オリジナル作品の企画製作、配信、
そして劇場上映が実現できました。
さまざまなカタチで連携してくださった監督は、
プロフェッショナル・アマチュアを含め50名を超えます。
そして、さらに多くのキャスト、スタッフの方々、
ネット関連のスタッフの皆様のご支援で、サイトが継続できました。
少しずつ丁寧に、企画、製作、発見、発信していき、
次の1年に繋げたいと考えております。
これからも、<短篇jp>をよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

2007年01月25日

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』作品紹介(6)

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』作品紹介

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』の新企画、
各監督とプロデューサーたちは、シナリオづくりをしています。

決定稿となった作品紹介と監督のプロフィールです。
岡元監督の『タイトル未定』は下記タイトルとなりました。

『神様の言うとおり』 監督:岡元雄作
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【作品紹介】
神様はマンションに住んでいた。
人間界でいう22歳♀の神様は、なぜか側近と2人でマンションに住んでいる。
神様はいつも「救済」か「却下」の選択を迫られる。
その生活に嫌気を指した神様は、他の人に権利を譲渡しようとするが……。

【監督プロフィール】
1980年新潟県生れ。映像制作会社を経て、
2005年に映画制作団体「astroSANDWICH」を立ち上げ代表を務める。
「思い出サプライズ」(2005)で高崎映画祭賞を受賞。その他各種映画祭に参加。
同団体初の上映会「SHOWCASE PREVIEW」では3日間満員御礼の記録を達成する。

※監督名・画像をクリックすると、NTTの動画共有サイト「ClipLife」で、
各監督の予告篇や作品を無料視聴できます。

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』作品紹介(5)

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』の新企画、
各監督とプロデューサーたちは、シナリオづくりをしています。

決定稿となった作品紹介と監督のプロフィールです。

『記念日』 監督:大森研一
大森研一.JPG

【作品紹介】
浩二は人気の無い山中、ケガを負ってうなだれるドブロクに遭遇。
最初は恐る恐る、そして半信半疑で不思議な人・ドブロクとの対話が始まる。
ドブロクに見せられる未知の物質、そして新しい感性と情報。
そして、人間臭いドブロクの言動に魅かれていく浩二は・・・。

【監督プロフィール】
愛媛県出身。大阪芸大卒後、点々としつつ映像制作を続ける。
作品『white line』(ピースな映画祭 観客賞、高崎映画祭ショートムービー 準グランプリ)、
『酔いどれバトン』(2007年TSSショートムービーフェスティバルIIIグランプリ受賞)など、
年に4本程のペースで常にハートフルエコロジーな制作を心がけている。
たまの家具作りと日曜のサッカーはかかせない。

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2007年01月22日

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』作品紹介(4)

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』の新企画、
各監督とプロデューサーたちは、シナリオづくりをしています。

決定稿となった作品紹介と監督のプロフィールです。

『屋上娘』 監督:江藤有吾 
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【作品紹介】
一人暮らしの会社員、美由紀は朝飯の食パンを買いに出た時に
鍵をなくして部屋に入れなくなってしまう。
携帯もない。お金もない。
頼れる人は昨日の誕生日に浮気が発覚したばかりのタモツだけ。
仕方なく、なけなしの小銭でタモツに救援の電話を掛ける美由紀だが…。

【監督プロフィール】
2000年 11月より自主映画の製作を始める。 長編・短編合わせて5本の作品を制作。
2作目の『午前10時の・・・』(2000/DV/77分)にて第2回TAMA NEW WAVE 、
第2回 PJ 映像祭入選。
4作目の『惑星たちの道草』(2003/DV/96分)にて第5回TAMA NEW WAVE 特別賞、
ベストキャラクター賞受賞。
ゲストコメンテーターの映画評論家・宇田川幸洋氏より高い評価を受ける。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2005 「D-コンテンツ・マーケット」招待。
5作目の『真夜中のフランス語教室』(2004/DV/6分) にて2005年 TAMA 短編映画祭招待。
現在6作目の長編『ハロー・グッバイ』を制作中。

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2007年01月21日

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』作品紹介(3)

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』の新企画、
各監督とプロデューサーたちは、シナリオづくりをしています。

決定稿となった作品紹介と監督のプロフィールです。
田中監督の『ありがとう』は、好評だった『傘』のモチーフを活かしていただき、
タイトル変更となりました。

『傘どろぼう』 監督:田中有紀美
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【作品紹介】
あの、透明な傘。どうでもいい時にやって来て、ほんとうに必要な時には見失う。
まるで、あの人みたいだ。
今日も、コンビニで盗まれた。また無駄な1本を購入。
コンビニの店員に囁かれた伝説を信じた女は、
傘を抱えて、街を彷徨うのであった。

【監督プロフィール】
16歳の時スカウトされデビュー。
女優としては、’95年に公開の映画「嵐の季節」で主演デビューし、
その後、CM、ドラマ、舞台などで活動。
最近では、’05年に公開された映画「KAZUMA≒AMUZAK」のヒロインや、
BS-iにて放送中の「ケータイ刑事 銭形雷」等に出演。
ショートフィルム『自転車どろぼう』は初監督作品である。

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2007年01月20日

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』作品紹介(2)

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』の新企画、
各監督とプロデューサーたちは、シナリオづくりをしています。

決定稿となった作品紹介と監督のプロフィールです。

『元カレの中古車』 監督:松尾博司
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【作品紹介】
一人暮らしのOL、高木 都花は買い物帰りに、学生時代につきあっていた彼氏の中古車を発見する。
引き寄せられるようにその中古車に近付く都花。
そこに中古車販売店の店員、安野 朋樹が現れ、車に試乗することをすすめるが…。
思いがけないところで出会った元カレの中古車。
ちょっと切ない再会で都花の見たものは?

【監督プロフィール】
高校生の時より8ミリ映画を数多く製作。
大学在学中に描いた漫画が週間少年漫画雑誌で月例賞を受賞。
一時期漫画家のアシスタントを経験。
その後、音楽雑誌の編集、コンピュータ・プログラマ職を経る。
その間に書いたシナリオが、映画監督の岩井俊二オフィシャル・サイト「円都通信」の
シナリオ応募コーナーにて注目され、劇場映画用の企画として取り上げられる。
それをきっかけに本格的に映像製作を開始。
インターネット配信用のPVやショートムービーを自ら手がけるようになる。
2006年映像製作ユニット"Dolphin Rocket Pictures"を立ち上げ
「ハート・ウォーミングなテーマをぬる〜い語り口で」をモットーにマイペースで活動中。

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2007年01月19日

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』作品紹介(1)

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』の新企画、
各監督とプロデューサーたちは、シナリオづくりをしています。

決定稿となった作品紹介と監督のプロフィールです。

『いちおくまんえん』 監督:片岡翔
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【作品紹介】
ある日、ある3人家族に「ラッキー」が舞い込んだ。
母の宝くじと父の馬券である。
それまでの清く慎ましい生活が激変するかもしれない。
長男の虎太郎には、ひとつだけ切実な願い事があった…

【監督プロフィール】
1982年、札幌生まれ。24才。
2003年、ニューシネマワークショップにて映画製作を学び、
たった一人で映画結社「猫目」を設立。
その後、人形アニメーションなどの短編作品を製作。
2006年、長編映画『蹴缶 -第5回全日本缶蹴グランプリ-』を製作。
現在も短編映画とアニメーションを製作中。
誇大妄想の映像化を求め、迷走の日々。

※監督名・画像をクリックすると、NTTの動画共有サイト「ClipLife」で、
各監督の予告篇や作品を無料視聴できます。

2007年01月17日

『ハヴァ、ナイスデー』各地劇場情報。

大阪、名古屋、福岡のみなさま。お待たせいたしました。
『ハヴァ、ナイスデー』の各地劇場情報が確定しましたので、ご報告いたします。

【大阪】
2007年2月3日(土)より2週間、ロードショー上映。
シネ・ヌーヴォX 
http://www.cinenouveau.com/index2.html
●2/3(土)〜2/9(金) 12:20/A 14:25/B 16:40/A 18:50/B
●2/10(土)〜2/16(金) 12:20/B 14:25/A 16:40/B 18:50/A
※Aは「Side A」、 Bは「Side B」を上映いたします。
大阪市西区九条1-20-24 TEL:06-6582-1416


【名古屋】
2007年2月10日(土)より1週間、レイトショー上映。
名古屋シネマテーク
http://cineaste.jp
名古屋市千種区今池1-6-13 今池スタービル2F TEL:052-733-3959


【福岡】
2007年2月3日(土)より2週間、レイトショー上映。
KBCシネマ
http://www.h6.dion.ne.jp/~kbccine
福岡市中央区那の津1-3-21 TEL:092-751-4268 

※詳しくは各劇場のホームページをご確認ください。

2007年01月16日

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』監督打ち合わせ

『短篇jpルーキーズ × ClipLife』製作決定作品の監督たちとの打ち合わせが終了しました。第一回目です。
各監督とも、とても意欲的で、安心しました。
それぞれの第一稿に対して、プロデュース側からのご提案をしました。
宿題の多いシナリオもありますが、第2稿は今週末には完成しそうです…と書いた矢先、
中2日で、片岡翔監督が改訂稿を送ってくださいました。
キャスティングや諸準備の手配も進んでいて、心強いです。「OneDayMovie」に向いていますねぇ。
しかし、連続して6名の監督と打ち合わせをするのは、疲弊します。
当然ですが、こちらもきちんと、対応しなければなりませんので。エネルギーを使い果たしました。

また、今回惜しくも選にもれた監督や、ルーキーズに参加していながらも、
締め切りまでに企画を提出できなかった監督、そして未知の方からも、
「次回はやらないのか?」とのお問い合わせをいただきました。
エントリーされた企画はどれも高水準でしたので、継続の可能性は大です。
しかし、今回の6話の経緯、完成度、反響から判断したいと考えております。
ご連絡、ありがとうございました。

2007年01月09日

『短篇jpルーキーズ×Clip Life』製作作品、決定。

『短篇jpルーキーズ×Clip Life』の【新企画】製作作品は、
下記の6作品に決定いたしました。

エントリーしてくださったシナリオは力作揃いで、選考は難航しました。
お時間のない中、企画してくださった14名の監督のみなさまには、
この場を借りて御礼申しあげます。
辛口な講評が多かったかと思いますが、
監督たちの才能や意気込みは伝わっております。
惜しくも選に漏れた作品も、クォリティの高いものが多かったので、
企画を継続することも検討しはじめました。
時期をみて、再度お声がけするつもりですので、
よろしくお願いいたします。


『いちおくまんえん』 監督:片岡翔

『屋上娘』 監督:江藤有吾

『元カレの中古車』 監督:松尾博司

『ありがとう』 監督:田中有紀美

『記念日』 監督:大森研一

『タイトル未定』 監督:岡元雄作


今後、作品情報や製作過程は、このブログでご報告していきます。
2月末には、NTTの動画共有サイト『Clip Life』より配信開始、
その後、各携帯キャリアで配信する予定です。

2007年01月08日

『短篇jpルーキーズ×Clip Life』講評。

『短篇jpルーキーズ×Clip Life』の【新企画】に参加してくださった監督たちのシナリオへの講評です。
製作決定作品は、明日の夜、このブログで発表いたします。
該当作の監督に、ご質問の連絡が入るかもしれません。
よろしくお願いいたします。


『冬空*ピイス』 監督:小鶴 
・亡き実母のメッセージと子猫が変身した娘との接点や重みに違和感があるため、設定を修正してみてはどうでしょうか。(淵上)
・カケルと実母との関係をもっと描いた方が良い。(平田)
・猫なら猫で良いような気がするのですが・・・。何となく構成が上手くいってない気がします。(川端)
・父と継母の回想と出現が、話を散漫にしています。母を失ったカケルと女だけのストーリーでも成立しそうです。(本田)
・母の遺言の重さが足りないかな。猫以外ないんだろうな。(田村)


『愛を、更新する。』 監督:小鶴 
・ドラマ性を持たせられるよう、工夫してみてはどうでしょうか。(淵上)
・ナレーションで説明しすぎ。(平田)
・正直、二人が続いている動機、状況がわかり辛いので最後までもやもやしたまま終わってしまう感じです。(川端)
・構造やカタチに溺れているような気がします。説明過多。このままフィルムにするのは、ちょっと淋しいです。(本田)
・ナレーション(説明)頼りすぎです。(田村)


『いちおくまんえん』 監督:片岡翔
・夫婦の会話の推敲および動きの演出方法を工夫しても良いのではないでしょうか。(淵上)
・いい話ですが、虎太郎と両親との関係を会話でもう少し明瞭にした方が良いと思う。(平田)
・若干不必要に中盤が長い(伏線で無い部分)。7歳の子供が行うトリック(悪戯)なので、もう一工夫欲しい気がした。例えば、実は両親は気がついていたとか・・・。(川端)
・ウェルメイド。「年末」という季節柄か、ネタが被っていました。これも仕掛けが見えてしまいますが、虎太郎をあえて抑えて描き、ラストを予想外な概念提示に変更する手もあります。(本田)
・いい話だと思います。結末をもう少し見えなくする工夫を。(田村)


『遺書とハンバーグ』 監督:田平衛史 
・ヒロインが遺書を書き綴る理由や男性の性格バックグラウンドが伝わるよう、工夫してみてはどうでしょうか。(淵上)
・「遺書」という題材が活かされていないように思う。(平田)
・短編としては成立しやすい可能性があります。演出次第ですが、歩の気持ちが開いていく様が温かく描ければいいなあという気がします。(川端)
・タイトルやモチーフの持っている感覚が、異化効果として表現できていない気がします。たぶん、構成とセリフ。(本田)
・毎日遺書を書くってのは面白いですけど(田村)


『花泥棒』 監督:佐藤克則 
・子供霊があの世へ引きこもうとする動機が伝わりにくいので、取ってつけた感がある。子供霊の動機の説明が必要ではないでしょうか。(淵上)
・良くあるパターンだけど、臨場感は伝わってきました。(平田)
・プロットは面白いと思うが、ラストの彼に救われた後の倫子の生きる勇気が備わるところが欲しいかと思います。(川端)
・結末が判りながら、観続けることができるかどうか…「霊」が陳腐にならなければ。演出力次第です。(本田)
・この状況になったのは彼女のココロの問題なの?その辺りが(田村)


『チューインガム』 監督:近江敬史 
・ドラマ性を持たせられるよう、工夫してみてはどうでしょうか。(淵上)
・良くある話の域を超えていない。(平田)
・もっとキャラクターを掘下げないと二人の遣り取りが陳腐に見えて面白くないと思います。(川端)
・「狙い」のくさい設定とセリフ。実現するには、役者と演出力が必要です。(本田)
・う〜ん。(田村)


『屋上娘』 監督:江藤有吾 
・女の娘との交流で、主人公の心境になぜ変化があったのかがわかりづらいため、もう少し工夫してみてはどうでしょうか。(淵上)
・美由紀のキャラクターは良い。(平田)
・美由紀の「プライド」の拘りがもう少し明確に描けると、もっと面白くなる気がします。(川端)
・うまい。若い監督への褒め言葉にはなりませんが、いいフィルムになりそうです。ラストの美由紀の感情を、もう少しだけ、くっきりと知りたい気がしました。(本田)
・ありじゃないでしょうか。(田村)


『元カレの中古車』 監督:松尾博司  
・主人公の男女が恋に落ちる伏線をもう少し工夫して推敲しても良いのではないでしょうか。(淵上)
・設定にアイデアがある。コメディとして描写できれば面白い。(平田)
・後半の都花と朋樹の流れを整理し感情移入しやすいように。ラストの都花の気持ちが「哀愁⇒希望」になるような展開の方が短編としては観やすい様な気がします。(川端)
・構成力を感じました。二役とか、ギミックに走りすぎないように、都花を描けると、沁みるかもしれません。 (本田)
・企画ハッキリして面白い。結末もう少し考えるとさらに…(田村)


『恐竜の骨』 監督:小田学
・主人公の感情と懐かしい思い出による感情の変化の関係性がよくわかりにくい。もう少し感情移入できるような描写が必要ではないでしょうか。(淵上)
・胸がキュンとなるような話になると思うが、この話の焦点がどこにあるのかわからない。(平田)
・企画意図は面白い。伸樹が生きるヒントをもらった等の心情の変化がもっと欲しい。疲れた感も薄い。(川端)
・上質ですが、過去と現在を整理して、伸樹と伸樹が出会うところをきちんと描いて欲しい。1日で撮れますか?(本田)
・小さなことが転機になる。友人との関わりもう少しがあった方が(田村)


『ありがとう』 監督:田中有紀美 
・主人公とおばあちゃんの間のやりとりに「動き」が少ないので、それを追加する工夫や「会話にユーモア」を加味する工夫をしても良いのではないでしょうか。(淵上)
・話の展開が単純すぎると思う。(平田)
・短編として可能性があるかと思います。観客に中盤でおばあが救急車で運ばれたと思わせる演出が出来れば勝ちかも。職業は監督でない方が良い。(川端)
・まとまっていますが、O・ヘンリー的な、ちょっといい話ではもの足りません。ラストを大きく崩すのは?(本田)
・結末があまりにストレート過ぎるのでは(田村)


『傘』 監督:田中有紀美
・コメディあるいはオトメドラマ風に大げさに映像化すればバカバカしくてよいのではないでしょうか。(淵上)
・書きかけの手紙の内容と傘との関係がはっきりしない。(平田)
・今回の課題とはズレテル気もするが、もっとコメディーに振るか、イベントを創ると面白い短編題材と思います。(川端)
・着想は理解できます。もう一つドラマを増やさないと、ムービーエッセイ。10分もたないと感じました。(本田)
・傘ホントたまるんだよね、もうちょっとなんかに使えないの(田村)


『彼、かれ、彼女』 監督:田中有紀美 
・ドラマ性を持たせられるよう、工夫してみてはどうでしょうか。(淵上)
・良くある話の域を超えていない。(平田)
・ストーリーが流れていくだけで、最後に何も残らない感じがするのですが、余韻で考えさせるには小さな出来事ですし。(川端)
・誰にでもありそうで、なさそうなドラマですが、共感できませんでした。ラストの次のシーンが観たいです。(本田)
・ストレートですね。(田村)


『シン』 監督:吉村真悟
・ラストをもう少しわかりやすくする工夫をしてみてはどうか(わざと、視聴者に想像させるようにしているとしても、もう少し推敲してみてはどうか)。また、少し冗長な感じがするので、シーン構成の順序を変えてみることを検討しても良いのではないでしょうか。(淵上)
・テンポ良くストーリーを進めていく工夫が必要。(平田)
・前半引っ張ってる割に、キャラの掘下げが甘いので感情移入しづらい。ラストはもう少し判りやすくても良いような気がします。(川端)
・小ネタで引っ張るには、構成が雑な気がします。わかりにくいのは罪ではないけれど、わからないのは罪かもしれません。(本田)
・ちょっと強引すぎないかなあ(田村)


『P.I.A.』 監督:吉村真悟
・メガネのサラリーマンがラストに影響しているという描写をもう少し工夫したほうが良いのではないでしょうか。(淵上)
・近未来ものに挑んだのは立派だが、登場人物のキャラクターが伝わらない。(平田)
・タイムトラベルの面白さが出ていない気がしますし、公衆電話が面白く描かれていない。(川端)
・予算的に不可能? 設定は楽しめましたが、もっと単純な構成な方が視聴者に親切です。(本田)
・予想外なものがなかった。歴史が変わった原因も不明。(田村)


『イギリスへ旅立つ日』 監督:井筒実里
・主人公がなぜイギリスに行く決心をしているか、また何を解決したいかがわからないため、感情移入できない。もう少し説明が必要ではないでしょうか。(淵上)
・日常からの脱却というテーマが、イギリスに旅立つという展開では安直すぎる。(平田)
・ログラインは面白いが、美佐の心の変化が判り難い。イベント構成など再考要。(川端)
・未消化な気がします。心の問題を描こうとしながら、言葉で心が伝わらない描写は不利です。(本田)
・視点を変えるとのテーマは分かるが動機がうすいのでは(田村)


『グランドキャニオン』 監督:
・(タイトルも含めて)グランドキャニオンである必然性があるか。視聴者に伝わらないのではないでしょうか。 (淵上)
・家族関係は上手に描かれているが、ラストのグランドキャニオンは唐突。(平田)
・キャラが薄く、ストーリー展開がメリハリが無くしんどい。母と広美の関係もいま一つ。(川端)
・セリフの妙で、読まされてしまいました。破綻ぎりぎり。たぶんフィルムになると伝わる話なのですが…
 (本田)
・家族の転機の一日はちょっと面白いかな、だけど…(田村)


『気のいい床屋に集まれ』 監督:大森研一
・店長が借金まみれの必要ないのではないでしょうか(借金まみれの必然性があるか)。もう少し設定を絞り込むか、借金を抱えるに至った描写を組み込んでも良いのではないでしょうか。(淵上)
・店長のキャラクターがいまひとつ伝わってこない。(平田)
・店長の「気の良さ」が描けてないのが残念。店長のキャラの掘下げが必要。(川端)
・プロットは凡庸。短篇では登場人物の多さが致命的な気がします。(本田)
・床屋はなぜ借金?結末が読めますね(田村)


『記念日』 監督:大森研一
・タイトルの変更も検討してみてはどうでしょうか。(淵上)
・シチュエーションは独創的で良い。二人の会話の内容が物足りない。(平田)
・テーマや意図も面白いのですが、低予算・短尺で敢えて宇宙人にする必要があるのかと迷います。(川端)
・企画は独特で面白いのですが、二人が饒舌すぎます。ドブロクを「人」にすると「BOSS」になってしまいますかねぇ。(本田)
・ドブロクが普通の人間みたいな方がよいのでは(田村)


『300万の嘘』 監督:岡元雄作
・300万を借りるという設定とその使途を、視聴者が色々考えてしまうような伏線やひねりが必要ではないでしょうか。現状では単線的すぎるように感じます。(淵上)
・終わり方があっけない。話をシンプルにした方が良いと思う。(平田)
・コメディとしては面白い。ただ、洋一はここまで良いとこ無しで良いのか?夏美の行動原理もいま一つのような気がします。(川端)
・単純に笑えればよいのかもしれないけれど、3名の動線が曖昧。最後のセリフが落着しませんでした。入り口が面白いだけに残念です。(本田)
・ロマンチックな話かと思ったらゲンナマの話だったのは面白かった(田村)


『タイトル未定』 監督:岡元雄作
・各短篇に同一キャラクターが登場するというアイデアは良いと思う。(淵上)
・コメントなし。(平田)
・考え方はわかるが、まず与えられた課題の中で成立することを考えてみては。(川端)
・後出しジャンケン。設定は違いますが、同じようなアプローチを考えております。企画がフェアなのかどうか、悩みます。(本田)
・‥‥(田村)


【選考メンバー】
淵上英敏(コンテンツプロデューサー)
平田樹彦(映画プロデューサー)
川端基夫(映画プロデューサー)
本田昌広(映像ディレクター/プロデューサー)
田村広瑛(CMプロデューサー)

2007年01月01日

あけましておめでとうございます。

「短篇jp」は、昨年の1月末に配信を開始しました。
ほぼ一年前のことです。
以来、18話のショートフィルムを企画製作、
秋にはユーロスペースで劇場上映に漕ぎつけました。
みなさまのおかげであります。
ほんとうに、ありがとうございました。

年末年始は、「短篇jpルーキーズの新企画」参加監督たちの
シナリオを耽読しております。
全20話。映画台本にして、約300ページの労作です。
近々、製作決定作品を発表いたします。
ネットでの配信開始は2月末の予定です。

また、『ハヴァ、ナイスデー』は福岡〜大阪〜名古屋へと旅をします。
それぞれの街のみなさまとお会いできることを楽しみにしております。

そろそろ、次回シリーズも公表できそうです。
とある「原作もの」にチャレンジします。
どうなることやらですが、乞う!ご期待です。

「短篇jp」開設以来、
さまざまな方々からの企画やご支援をいただいております。
すでにプロとして活躍している監督たち、
作品を提供してくださった監督たち、コンテンツホールダーの方々、
これからプロになろうとしている監督たち、
メディア、劇場、広告代理店、制作会社、タレントプロダクション、行政の方々…
小さなサイトゆえ、
少しずつ、丁寧に、創り続けていこうと思います。
このサイトを始めて、ほんとうによかったと感じています。
ますます、楽しみが増えました。

たくさんの監督、スタッフ、キャストのみなさま、
そして、それよりもずっとたくさんの観客のみなさま、
今年もよろしくお願いいたします。


2007年 初春